2023年12月22日
エジプト国の救急救命士ら10人の病院前救急医療研修プログラムの修了式が行われました
10月より本学で行われている「病院前救急医療研修プログラム」の閉校式が12月9日に開催され研修生10人のほか、佐藤圭一学長をはじめ、防災?救急救助総合研究所の島崎修次所長、田中秀治副所長、駐日エジプト大使館の関係者らが出席しました。
駐日エジプト大使館参事官のオサマ?エルサイード氏は「本研修を受け入れてくれた国士舘大学の関係者らをはじめ、指導してくださった先生方に感謝している」と述べ、佐藤学長は「全員が修了式を迎えられることをうれしく思う。本学の建学の精神をエジプトに戻ってもしっかりと伝えて欲しい」と述べ、島崎所長は「2か月間で学んだことを生かし、エジプトで新たな救急医療システム構築に貢献して欲しい」と述べ、帰国する研修生らを激励しました。
その後、佐藤学長から研修生一人一人に修了証が手渡された後、研修生の集大成として最終プレゼンテーションが行われ、研修成果をもとにしたエジプト国内における救急医療システム構築に向けたさまざまな方策が発表されました。
プレゼンテーション終了後、講評として防災?救急救助総合研究所の副所長で本プログラムを統括した田中秀治体育学部教授が講評し、「素晴らしい研修成果の発表をしていただいたことをうれしく思う。今回の研修を通して学んだことをエジプトに持ち帰り、咀嚼をしてさらに良いものにして欲しい」とこれから母国に戻る研修生らにエールお送り、閉校式は終了しました。
式の冒頭では、約2か月にわたって行われた本研修の実習写真やスポーツイベント等に参加した様子をまとめた映像が映し出されたほか、式終了後には写真を撮り合うなど研修生らにとって充実した時間を過ごしていました。
- 駐日エジプト大使館参事官のオサマ?エルサイード氏
- あいさつを述べる佐藤学長
- あいさつを述べる島崎所長
- 研修生によるプレゼンテーションの様子
- 研修生代表によるあいさつ
- 記念の盾を受け取る田中教授