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2024年05月20日

理工学部?位田達哉准教授が「日本建築仕上学会学会賞 論文奨励賞」を受賞

本学理工学部建築学系の位田達哉准教授のこれまでの研究が総合的に評価され、このたび2024年度「日本建築仕上学会学会賞 論文奨励賞」を受賞しました。

日本建築仕上学会は1989年に設立され、建築仕上げにともなう設計?材料?構法?施工等に関する科学および技術の進歩発展に寄与し、もって学術文化と社会の反映に貢献することを目的とする学会です。受賞式は5月16日の日本建築仕上学会総会のなかで実施されました。


受賞した研究テーマは「未利用の地域資源を用いた調湿機能建材に関する研究」です。位田准教授は、桜島の降灰物や廃木材などを活用した建材についての研究をしています。特にその細孔構造に着目し、例えば梅雨時期で湿っている室内では湿気を吸収(吸湿)し、逆に乾燥している室内では湿気を放出(放湿)するような調湿機能を有する建材についての検討を重ねています。

 

 

【位田准教授のコメント】

このたび、栄えある論文奨励賞を賜りました。私一人の力ではなく、本学教職員の皆さんや研究室の学生らの協力なくして成し得なかった成果です。また、様々な競争的資金に採択していただきながら研究を推進しています。この場をお借りして、関係各位に厚くお礼申しあげます。
私がこのような課題に取り組むきっかけは、「限られた地球環境を後世に残していくことが求められるなか、地球上の人工物として最大級のボリュームである建築物をいかして考えていくべきか?」と中学生の頃に思ったことです。話題が逸れますが、当時から機動戦士ガンダムの世界観がとても好きで、その影響が今でも続いているように思います。

さて、地方に眠っている未利用資源は宝の山で、私の研究室では世の中でゴミと呼ばれているものを対象として、これをできるだけ自然のまま使っていけるような方法(材料?構法?施工)を研究対象としています。また方法論として、最近では3Dスキャナや3Dプリンタといった最新技術にも目を向けていますが、その一方で古典的な職人技ともいえるクラフトワークも同じように取り組んでいます。どちらが正しいということでなはなく、対局に位置するとも言える両者が高め合い、新たな価値観を生み出すという流れを創り出すことに尽力していきたいと考えています。

 

教員情報
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