11月23日から24日にかけて行われた第36回日本パラ水泳選手権大会において、本学から出場した川原渓青選手(理工4年)、冨樫航太郎選手(同3年)、齋藤元希選手(同3年)、清水滉太選手(同1年)の4人がいずれも金メダルを獲得し、さらに4選手による200mリレーと200mメドレーリレーでもそれぞれ優勝したことを受け、水泳部の選手?指導者らが、12月9日に世田谷キャンパスを訪れ、大澤英雄理事長と佐藤圭一学長らに報告しました。
報告に訪れたのは、川原選手ら選手4人と和田匡史監督(理工学部教授)、地神裕史副部長(理工学部准教授)、田中宏樹コーチら計7人です。
報告会ではまず、和田監督があらためて4選手の優勝を報告し、続いて地神副部長が、今年一年間の本学パラ水泳選手の活躍を報告しながら「日本選手権ではリレー種目を、大会新記録で優勝することができた。大学のチームとして記録を出せたのは大きな誇り」と述べました。
選手らは「一つずつ課題をクリアしていき、来年のパラリンピックにも出場できるよう最善を尽くす(川原選手)」「水泳は生後9か月からずっと打ち込んできて、継続した結果として今のように記録を出せるようになった。今後も自分の水泳を追求していきたい(冨樫選手)」「日本選手権で大会記録を出せたのは大きな自信に繋がった(清水選手)」「来年3月のパラリンピック選考会でもしっかりと結果を残し、2020大会につなぎたい(齋藤選手)」とそれぞれの抱負を語りました。
報告を受け、大澤理事長は「ハンディがあってもなくても、スポーツマンである以上は常に勝ちにこだわることを忘れないでほしい。そのうえで今回、大会新記録を打ち立てたことは本当に素晴らしいこと」とたたえ、佐藤学長は「水泳という競技で、自分独自のスタイルを見つけて努力を継続してきたことに敬意を表したい。皆さんの活躍がパラリンピックへのイメージも変えると確信している」と激励しました。
その後の歓談では、本学水泳部には恵まれた練習環境が整っていることや、早朝から練習に打ち込む選手の日常、同じ水泳部でパラリンピックを目指す選手が多数所属することでチームワークが育まれていることなどに話が及びました。
本学水泳部にはパラリンピック出場を目指す選手も多く在籍しており、今回報告に訪れた4選手を中心に、一致団結して日々練習に励んでいます。
- 本学パラ水泳部選手の活躍を報告する地神副部長(左)と和田監督
- 本学パラ水泳の練習環境について説明する田中コーチ
- 齋藤選手(左)と冨樫選手
- 川原選手(左)と清水選手
- パラ水泳の将来について語り合う選手らと大澤理事長
- トロフィーを前に記念撮影
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