12月5日にフランス?パリのシャトレ劇場で開催されたブレイクダンスの世界大会「BATTLE PRO」で国際大会初優勝の快挙を成し遂げた、本学「ストリートダンス愛好会~RUN~」に所属する佐藤匠さん(経営学部2年)が、2月14日に世田谷キャンパスを訪れ、大澤英雄理事長と佐藤圭一学長に優勝を報告しました。
はじめに「ストリートダンス同好会~RUN~」部長の牧亮教授が、「BATTLE PRO」での優勝のほか2大会に出場し、いずれも優勝および準優勝の好成績を残したことを紹介しました。
続いて佐藤選手は、「日本ではマニアックな技に反響があるが、海外ではダイナミックな技が好まれるなど盛り上がりのタイミングの違いなどがあったが、観客も格段に多く、全体を通して楽しく踊ることができた」と大会を振り返りました。また、2024年のパリ五輪に向けては、「五輪は一般の大会と異なり、参加者が増える分踊る機会も多くなる。踊りのレパートリーが少ないのが現在の課題なので先を見据えて練習に励みたい」と意気込みを語りました。
報告を受け、大澤理事長は「他競技と違い、自身で創意工夫し踊りをつくりあげていくことは並大抵のことではないはず。そのような中での今回の快挙は誇らしい」とたたえました。佐藤学長は「国士舘は武道系の競技だけでなく、近年はさまざまなスポーツで優秀な成績を残している。とりわけダンスの分野では佐藤選手が先駆者として今後も活躍してほしい」と期待を寄せました。
その後一同は、ダンスを始めた経緯やブレイクダンス特有のヘッドスピンの難しさ、サークルの現況などに話が及ぶなど和やかに歓談しました。
- 優勝を報告する佐藤選手
- 報告の様子
- 佐藤学長から報奨金が手渡された
- 岡田元子学生部事務部長からは記念の花束が手渡された
一同で記念撮影