研究活動の紹介
ASEAN(東南アジア諸国連合)の経済統合と工業化を研究
東南アジア諸国の持続的な経済成長と、これを支える政策形成、そして地域経済統合のダイナミズムを探究しています。ASEAN諸国間の経済協力や貿易の深化、更には外国直接投資の流入とその波及効果に焦点を当て、これらが地域の経済的相互依存をどのように高め、新たな経済シナジーを創出するかを明らかにします。 また、研究では単に経済データの分析にとどまらず、政治的?社会的背景にも注目し、地域全体の複雑な動向を多角的に解析?研究しています。この包括的なアプローチにより、政策立案者やビジネスリーダーが、より戦略的かつ効果的な意思決定を行うための指針を提供しています。また、研究成果は学術界にとどまらず、各種メディアを通じて東南アジアの広範なオーディエンスに向けて情報発信を行い、社会全体に知見を還元しています。
ゼミの紹介
タイを中心とした東南アジア経済、FTAを通じた通商戦略の理解
助川ゼミでは、地政学的リスクを踏まえて注目される東南アジアを通じて、国際経済の動向や開発経済を学びます。特にFTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)を通じた通商戦略を深く学びます。ゼミでは国際的な視点を持つ企業や専門家との直接的な交流を通じて、グローバルな視野を育みます。また、EPAスキームで来日した外国人看護?介護士候補生との交流を通じて、実際の経済?通商政策の影響や国際化を直に学ぶ機会を提供しています。これにより、理論と実践を融合させた教育が実現され、実社会での即戦力となる人材を育成します。