研究活動の紹介
冷却と加熱を巧みに制御する新しいものづくり技術の研究
イソップ寓話の「北風と太陽」は熱工学的に非常に示唆に富んでいます。北風のような強い強制対流は非常に多く熱を奪う力が有り、太陽の輻射加熱は遠くから非接触で相手を加熱できます。更に両者を組合わせると「表面を冷やして内部を暖める」ことが可能になります。このような現象を利用して便利な熱機器を開発する研究を行っています。
ゼミの紹介
樹脂加工や食品調理に応用する赤外線加熱技術の開発
物体は温度によって性質や形を変えます。そして物体の温度は熱エネルギの出入りのバランスによって決まります。ものづくりの様々な加工現象は、そのような熱制御の中でおこなわれています。熱応用研究室では、空冷と赤外線加熱を組み合わせて色々な熱機器を開発し、レーザ加工や食品調理などに役立てています。