研究活動の紹介
平安時代を中心とした古代日本語の語彙や表現の研究
源氏物語や枕草子などの平安文学がどのような日本語(語彙?表現)で構築されているかに関心があります。語学の立場から文学の深奥に迫りたいと考えています。また書き継がれたあまたの写本の多種多様なありようを、日本語という評価軸をもって歴史的存在として定位しています。
ゼミの紹介
古代から現代までの日本語の諸相を分析する
3年次は日本語学の研究手法を主に学び、4年次にはそれを活かした共同研究をしています。テーマは年度ごとに決め、幅広く日本語の諸相を分析します。ステレオタイプ形成に関係する役割語、新旧の翻訳の差異とキャラクター、歌謡曲の歌詞の変遷、総合雑誌に現れる外来語、特定の地域を舞台とする漫画の台詞など、扱ったテーマは多岐にわたります。