ブックタイトル国士舘史研究年報第9号
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国士舘史研究年報第9号
国士舘史研究年報2017 楓?60る。さらに、柱下部には埋木が二段あり、これは床板、階段の跡と推定される【写真69?70?71?72?73】。五 復原考察大講堂は、内?外装仕上げの改修が数度行われ、北西に突き出していた外便所が解体されたほかは大きな間取りの改変がほとんどなく、主要構造材は建築当時のままである。表2は、各部位の改修並びに変遷を整理したものである。大講堂の変遷は、大きく四期に分けることができる。Ⅰ期:建築時(天然スレート葺き屋根)一九一九(大正八)年以降Ⅱ期:金属板葺き屋根への改修 一九五八(昭和三三)年頃以降Ⅲ 期: 外便所解体 一九六四( 昭和三九)~一九六六(昭和四一)年以降Ⅳ 期:銅板葺き屋根等の改修 一九八二(昭和五七)年頃以降表2 国士舘大講堂改修履歴