ブックタイトル国士舘史研究年報第7号
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国士舘史研究年報第7号
国士舘史研究年報2015 楓?142り合っていて、日本に来日し在住している卒業生と同窓会を開いたりして現在も交流は続いています。ジャカレイの限りなく青い空、子ども達のくったくのない笑顔…何年の年月が経ってもその美しさは記憶の中で色あせることはありません。私は帰国後十数年が経った一九九六(平成八)年、個人的にブラジルを再訪する機会がありました。ご父兄の皆さんや元生徒達が三〇人近く集まって下さり旧交を温めることができました。広大な大地と日系の皆さんの懐の深さと温かさに改めて心を打たれました。今回私がジャカレイ日本語学校について文章を書くことになったきっかけは、私の現在の職場が文学部事務課であり、国士舘史資料室長が文学部の佐々博雄先生だったのでご依頼がありました。私は固辞しましたが、佐々先生から「誰も知っている人が居なくなる前に、資料として残してほしい」と依頼されました。私はこれもご縁と受け止めさせていただき僭越ながら書かせて頂きました。最後に今回の寄稿に関し、ご高齢ながら当時の日本語教師派遣事業や学内の状況について熱く語っていただいた池上貞男先生。日本語教育の指導について詳しくお話し下さった中島博行先生。また、日本語学校の現状など現地への連絡や確認をしてくれた櫻田博さんと奥様の幸枝さん。現在、ジャカレイ日本語学校で教師をしていらっしゃる木下かよ先生など、ご協力していただいた皆様に心から御礼を申し上げます。ジャカレイ日本語学校の今後の発展と、ブラジルにおける日本語普及活動の拡大を祈りつつ。ブラジル派遣日本語教師及び派遣先氏 名 派 遣 先峯 経治 松下サンジョゼ補習校クリチーバ日本語教室文学部第一三期卒業鈴木 輝一 松下サンジョゼ補習校ジャカレイ日本語学校文学部第一三期卒業櫻田 博 日伯交流協会研修生(新村総領事留学生)ジャカレイ日本語学校文学部第一四期卒業鷹取 寛行 松下サンジョゼ補習校ジャカレイ日本語学校