ブックタイトル国士舘史研究年報第7号
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国士舘史研究年報第7号
銃剣道部の揺よう籃らん131平成一八年に本学二一世紀アジア学部を巣立っております。子供たちもまた、銃剣道部に入部して、学生時代を過ごしました。親子三人で同じ大学の同窓になったと思うと感慨無量の気持でいっぱいです。そして、銃剣道部は、創部からの過程の中で学生連盟結成に参加、その後、学生連盟は関東地区学生連盟から全日本学生連盟へと次第に発展を遂げていくことになります。平成二六年全日本学生銃剣道連盟会長に就任、青少年の健全育成と銃剣道の学校体育武道必修化を祈念して止みません。「孔子は賢者からは大きな道を学び、不賢者からは小さな道を学んだ。酒掃応対といったような小さな日常生活の心得も、治国平天下といったような政治的大理想も、事柄に大小の別があるとしても、共に学ばなければならない。堅い人からも、必ずしも堅くない人からも、多くを学びとらなければならない。大道を説くだけが先生であるのではなく、小道を教える人もまた先生なのである」(子張)翻ひるがって、現代社会に生きる私共は、多くの人を師として精進に努めねばと感じ入っております。最後にこれからの己の人生の指標としております言葉を記し、筆を置きます。「忠勤を抽ぬきんで殊ことに丹誠を致す(真心を込めて物事をすること)」(源平盛衰記)「一切は、現象に如しかず」