2018年10月27日
講演会「『ドボク模型』で学ぶ防災工学」を開催しました
本学理工学研究所と防災?救急救助総合研究所が主催する講演会「『ドボク模型』で学ぶ防災工学」が10月26日、世田谷キャンパス34号館B301教室で開催され、藤井基礎設計事務所の藤井俊逸氏が講演しました。
藤井氏は、身近な素材で作れる模型を用いて土木工学の原理を解説し、土砂災害などへの防災意識を高める活動で広く知られ、これまで土木に親しみがなかった一般の方を対象に各種イベント?説明会を精力的に行っています。
主にまちづくり学系の学生らが多く参加した本講演会では、藤井氏が自ら実演する動画をスクリーンに映しながら解説。100円ショップでも手に入れられるナットやストロー、トイレットペーパーなどの材料を用いて、がけ崩れや地すべりなどのメカニズムをわかりやすく伝える手法を詳細に説明しました。
本講演会は、理工学研究所が年に一度開催しており、学生に広く最先端の知見に触れてもらうことを目的に企画されています。今年は本学防災総研との共催で行われ、自然災害が多発する昨今、参加した学生らは熱心に聴講していました。
- 講演する藤井俊逸氏
- 100円ショップで手に入る材料で、土砂災害などをシミュレーション
- ナットをレンガブロックに見立てた実験を解説
- 講演後は学生から多くの質問が寄せられた