本学の協定校であるハンガリースポーツ科学大学からの訪問団4人が2月7日、多摩キャンパスを訪問しました。今回の来日は、ハンガリー政府からの要請に基づき、日本において武道が学校教育にどのように取り込まれているのかを調査することを目的とし、訪問先の一つとして、本学の体育学部が選択されたものです。
懇談会には、古田体育学部長をはじめとする本学教職員9人が参加し、闊達な意見交換が行われました。ハンガリースポーツ科学大学訪問団からは、同国での教育においては、武道のもつ強い倫理性が評価をされ、特に柔道、空手道を中心に武道を学校教育に取り入れることが学習指導要領で定められた傍ら、指導者の不足が深刻であることが述べられました。回答として、本学関係者からは、国士舘大学における武道教育に対する理念や具体的な講義方法が説明されるとともに、日本における武道教育と道徳との関連についても説明がなされました。
懇談に続いて、多摩キャンパスの施設見学に続き、相撲部および空手道部の稽古の見学も行われ、ハンガリースポーツ科学大学訪問団からは、稽古の方法や時間などに関し、多くの質問が寄せられました。



