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2024.05.24

防災避難訓練を実施しました(世田谷校舎)

その他

本学は防災避難訓練を5月23日に世田谷キャンパス(世田谷本部校舎)で、学生、生徒、教職員約4,500人を対象に実施しました。本訓練は、消防計画に基づく訓練として位置付けており、今年は国士舘中学?高校も合同で実施しました。
訓練は、11時25分に震度5強の地震が首都圏を襲ったという想定で開始され、授業中の学生?生徒は教職員の誘導でグラウンドに避難しました。

避難後は、本学楓門祭実行委員の学生と国士舘中学?高校の生徒合わせて8人による初期消火訓練が実施され、訓練用の消火器を使用して模擬消火しました。
初期消火にあたった高校生は「狙ったところに向けて消火しようとしても、なかなかうまくいかなかった。この経験を今後に役立てたい」と述べました。 

講評では、本学統括防火?防災管理者の山根潤法人事務局長が、今年に入り頻発する地震や首都直下地震の発生確率の高さを述べ、「学園でも、地震に対する備えを行っているが、皆さん自身でも、地震に対する備えをしておくことが重要」と、日ごろの備えの大切さを話しました。また、グラウンドに避難したあとの対応については「交通機関の運行状況や、周囲の被害状況に応じて、学園内にとどまることや、帰宅を促すことなどを判断することになる。各々で、自宅までの距離や経路を確認しておいて欲しい」と呼びかけました。

東京消防庁世田谷消防署の宮島和行予防課長は、「本日の訓練では落ち着いて適切な避難行動を取っていたので、いざというときもこのように対応してほしい」と講評しました。また、日ごろの備えのひとつとして、家具の転倒や火災防止など身の回りの危険予防についても注意を促すとともに「大学生は地域にとっても被災地においても大きな力になる」と継続的な協力を呼びかけました。

グラウンドに避難する学生ら
状況報告する職員ら
中高生もグラウンドに避難
職員による避難完了の報告
避難完了の様子
初期消火訓練の様子
統括防火?防災管理者の山根法人事務局長による講評
宮島予防課長による講評
訓練終了後、備蓄食や防災ホイッスルなどが配られた