Kokushikan Magazines Feature

自己分析を通じて掴んだ未来。交換留学で育んだ”人との出会い”を軸に、探し出したやりたいこと。

21世紀アジア学部21世紀アジア学科 4年 浅井 彩
就職先 東海漬物株式会社
出身高校

東京都立三田高等学校

この企業を選んだきっかけは何ですか?

就職活動をする中で、"興味関心があること”を大切にしていたので、まずは東海漬物株式会社の商品が好きなことがきっかけでした。また、私は、3歳~12歳まで台湾に住んでいたこともあり、これまで学んできた語学を生かせる環境を探していたときに、本企業が食品輸入などで中国と関わりのあることを知り、志望するきっかけとなりました。

進路を決定づけたのは何でしたか?

選考を進めていく中で、お会いする社員の皆さんの雰囲気が柔らかく、自分に合っていると感じたからです。また、最終選考の結果報告の際に、「ぜひ来てください」と言っていただけたことも決め手となりました。

面接ではどんな質問がありましたか?

「好きな漬物は何ですか」と聞かれ、この企業ならではの面白い質問だと思うと同時に、企業への関心や愛が伝わりやすい質問だと思いました。ちなみに、私はしば漬けが好きで、採用担当者には珍しいと言われましたが美味しいのでおすすめです!

キャリア形成支援センターを活用しましたか?

2月に開催されたキャリア形成支援センター主催の業界研究フェアに参加し、それが本格的に就職活動を始めるきっかけとなりました。また、面接練習でもよく利用し、さまざまな視点から質問していただいたおかげで、本番の面接時にも緊張せずに自信をもって挑むことができました。

失敗談はありますか?

本格的な就職活動解禁前に、自分が何がしたいのか決めきれていなかったので、業界の絞り込みや比較をあまり出来ていませんでした。その為、自身の目指すべき業界や職種を絞り込めず、幅広くさまざまな業界を受けていました。社会勉強になった反面、負担が大きかったと思います。

上手くいかなかったときに工夫したことは何ですか?

面接の振り返りや面接時にいただいたフィードバックを真摯に受け止め、次回に生かせるように工夫していました。また、面接時に、自分が思い描いていた感触ではなかった時には、自己分析に立ち返る時もありました。とある企業では、面接後に採用担当者より「自社には合ってなかった。自己分析をしてみてはどうか」などとアドバイスをいただいたことがあり、そこでしっかり企業分析と自己分析をしようと気づかされました。アドバイスをいただき、とてもありがたかったなと思っています。

就活を成功させる秘訣は何だと思いますか?

悩んだり、迷ったりしたら”人を頼ること”と”素直でいること”です。同じように就職活動をしている友達、キャリア形成支援センターの方々、家族、アルバイト先の方などに悩みを吐き出すことで自分を客観視できることもありました。恥ずかしがらずに話を聞いてもらうと良いなと思いました。
また、就職活動をしていると、自分を取り繕いたくなることもあると思いますが、面接官にはすぐに見抜かれてしまうと思うので、誰よりも自分に対して正直に、そして自分を信じてあげるといいと思います!

国士舘大学で学んだことをどのように生かしたいですか?

大学3年時に交換留学で1年間、台湾?中国文化大学に行き、新しい人との出会いや関わりを沢山経験しました。学園祭で出店したり、現地の中学校で日本文化や日本語を教えたりと、さまざまなコミュニティで活動していました。また、現地では着付け等を教える機会があり、21世紀アジア学部で学んだことがとても生かされていたと感じました。
これらの経験から、人と関わる仕事をしたいという思いが自分の軸としてあったので、社会人になっても、出会い一つ一つを大切にして過ごしていきたいです。入社後は、お客様に「浅井さんで良かった」と思っていただけるよう、良好な信頼関係を築ける社員になりたいと思っています。



2025年2月26日取材


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