Kokushikan Magazines Feature

実際の教育現場で役立つスキルを身に付け、教員として必要な知識と技術を習得

文学部教育学科初等教育コース3年 伊藤 祐輝

国士舘大学に入学して良かったところ

初等教育コースでは小学校の全教科の模擬授業があり、教員になった際に生きる授業力を身につけています。その際に先生一人一人がとても親身になってくれるところです。初等教育コースの先生は、学校現場で実際に授業をしていた先生が多いので、実際の児童の考えを踏まえて授業の組み立て方や板書計画等を教えてもらえます。また周りに教員を目指している人が多いので、教員を目指すモチベーションアップにもなります。

国士舘大学に進学を決めた理由は?

私が小学生の頃にお世話になった先生の出身大学が国士舘大学で、同じ環境で勉強したいと思い、進学を決めました。また、その先生のお陰で自信喪失していた時に立ち直ることができたので、私も先生のような小学校の教員になりたいと思い、小学校の教員免許を取得できる国士舘大学の教育学部に進学しました。
国士舘大学は教員を目指すための施設やサポートが充実している点に魅力に感じました。実際に教壇に立っていたご経験のある先生方からのサポートを受けることができます。教員を目指すための環境が非常に充実しているので、進学を決めました。

「好きな言葉」または「座右の銘」を教えてください

「一度も間違ったことのない人はいないだろう。いるのであれば、それは、何にも挑戦しなかった人だ。」これはダンキン?ドーナッツ(現ダンキン)創業者のウィリアム?ローゼンバーグさんの言葉です。歩き出せば転倒するリスクはある。立ち尽くしていたのでは、つまずくことはないが一歩も前には進めない。つまずいていい、失敗していい。とローゼンバークさんは言い切ったそうです。口で言うのは簡単ですし、成功者だから言えると思う人もいると思います。実際私もそう思うことはあります。しかし、成功者は挑戦と失敗の体現者であり、失敗と挑戦は対極では無く、二人三脚です。成功は挑戦の先にある。私はこのことを胸に、失敗してもあきらめずに挑戦し続けます。

部活?サークルではどのような活動をしていますか

軽音楽研究会に所属しています。私が通っていた中学?高校では軽音部が無く、ずっとやってみたいと思っていたので大学に入ってからはじめました。入部したばかりの時は先輩方や経験者の同級生の技量に驚かされ、うまくやっていけるか不安でした。しかしみんな優しくて、初心者だった自分に優しく教えてくれ、今ではサークルが自分の一つの居場所になっています。夏には山梨で四泊五日の合宿があり、富士急に行ったり、スタジオで長時間練習したり、自分たちの技術も上げながらみんなで楽しく活動しています。僕は軽音のみんなが大好きです。

大学に入って「成長したこと」は何ですか

人を引っ張る力だと思います。私は初等教育コース3年生の学年代表をしています。学校行事や学部内でのイベントがある時に人前に立つことが多いのですが、高校生の頃は学級委員や生徒会をはじめ、先生方がサポートをしてくれていました。しかし大学は担任の先生等はおらず、自分たちで作り上げていくことがほとんどです。1年生の頃はどうすれば周りの人がついてきてくれるかわからず、がむしゃらでした。2年生の時は優しいだけでは人はついてきてくれないことを学んだので少し人に厳しくなりました。しかしどの程度厳しくすればいいのかわからず悩んでいました。3年生ではこの2年間で学んだことを活かして人前に立つようになりました。3年生になってからは今まで以上に学部のみんなと話すようになり、仲良くなれたと思っています。

皆さんに“ひとこと”お願いします!

ここまで読んでいただきありがとうござます。このような貴重な経験をさせていただき感謝しています。私はいろいろな方に支えられて今日まで生きてきました。私はこれからも様々ことにチャレンジしたいと考えています。失敗することは確かに怖いです。しかしチャンスは二度と訪れないかもしれません。今この時しか経験できないかもしれないのです。「あの時やっておけばよかった」なんて後悔をするぐらいならチャレンジしてみませんか?チャレンジしなかった自分とチャレンジした自分ではその後の人生が少し変わっていると思います。幼かった頃の好奇心を忘れずに今を全力で楽しみましょう。

2024年7月取材


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