本学と協定校5校による第2回アカデミックコンソーシアム(SIAC2024)がフィリピンのデ?ラ?サール大学で昨年11月12?13日に開催され、本学学生6人と教職員4人が参加しました。本催しは、協定校間での複線的な交流を意図したコンソーシアムをプラットフォームに実施したもので、今回は本学からの参加者を含め約30人の参加がありました。
初日には、デ?ラ?サール大学のSDGsに関わる取り組みが紹介され、続けて、他己への理想的な慈善事業を考える際の思考モデルを考える想定で、学生間で「他人から見た理想的なアイテムを考える」ワークショップが行われました。
また、期間中には、高齢者の貧困を解決するための施設「テレサチャリティーズ」の見学、パイナップル繊維を原材料とした伝統衣装工房の見学、スペイン統治時代の要塞インストラムロスの見学、各国の文化紹介など多彩なプログラムを通して、各国の学生が異文化とSDGsへの理解を深めました。
参加学生のひとり赤羽愛子さん(政経3年)は「ゼミ活動でフィリピンの貧困について学んでおり、今回は新たな視点から同国を知る機会を得た。日本との関係性を遺構などから現地目線で捉え直し、日本を俯瞰して見ることができた。なにより英語で自分の意見を伝えることができたのは大きな自信となった」と振り返りました。