先人達が辛苦を重ねて築きあげてこられた尊い歴史と伝統を後世に継承させるために、
そして国士舘大学が選ばれる大学であり続けるためにも不断の改革を実行する
桜の開花が進む黄金城电子游戏_澳门黄金赌城-【唯一授权牌照】6年4月1日、入学式会場(パシフィコ横浜)周辺は、スーツ姿も初々しい3,231名の新入生や、祝福する保護者の方々の歓喜で溢れておりました。緞帳が上がり、国歌斉唱から始まる式典は、人生の節目となるにふさわしい凛とした厳粛な空気に包まれていました。新入生一人ひとりの清々しく、かつ期待に満ちた姿に接し、教学を与る者として、皆が、最良の学生生活の下で、"尚志張胆"=高邁な意志により、大願を成就されることを願わずにはいられません。
時宜を得て、本学では今年度から「全学共通教育科目」(以下、共通教育科目)を開講しました。共通教育科目は ①人間と社会について考える ②サイエンスと情報について考える ③スポーツ?健康?芸術について考える ④グローバル社会に対応した外国語を学ぶ そして、コア科目として ⑤「国士舘を学ぶ」の5つの科目群で構成されます。この共通教育科目を専門科目と並行して1年生から4年生までを通して修学させ、文系?理系の垣根を越えて、広く学ぶことの意義と面白さを修得させます。さらには学生時代にとどまらず、生涯学び続ける意義、既存の答えでは解決できない予測不可能な状況下にあっても、裾野の広い教養力によって、自分の力で最良の答えを導き出す「課題解決型人材」の養成を目指します。加えて、全学必修科目としての ⑤「国士舘を学ぶ」では、今年創立107年を迎える国士舘の歴史と伝統を修めながら、国士舘教育の真髄である"誠意?勤労?見識?気魄"の涵養により、"建学の精神"である「国を思い、世のため、人のために尽くせる人材」=「国士」の養成に努めます。
共通教育科目の修得により、"誠意?勤労?見識?気魄"が錬成された国士舘大生が幅広い知識と深い洞察力、自分とは異なる考えにも耳を傾けながら問題への的確な答えを導き出す寛容力...等々を纏いながら「課題解決型人材」として世界に羽ばたくことを念じて、不断の努力を傾注してまいります。
略歴
- 1955年青森県生まれ
- 1979年国士舘大学政経学部卒業
- 1984年国士舘大学大学院政治学研究科政治学専攻博士課程修了、2006年博士(政治学)(国士舘大学)1984 年宗 教研究所助手として入職。1987年宗教文化研究所講師、2002年政経学部二部教授、2003年政経学部教授。2012年大学院政治学研究科長、政経学部政治学科主任を2期(2002年から2003年、2006年から2008年)、同学部教務主任を3期(2003年から2004年、2004年から2005年、2007年から2010年)務める
- 2015年12月国士舘大学学長に就任
- 2014年から比較憲法学会理事
- 2002年受賞学術賞:田上穣治賞(比較憲法学会)
- 専門はアメリカ政治史