
理工学部建築学系4年の福地将太さんが、1月に開催された国際会議「International Conference on Functional Materials and Applications (ICFMA)」において、Best Presentation Awardを受賞しました。
福地さんは、「Effects of Different Media on Occupational Accident Education at Construction Sites:建築施工管理教育におけるVR技術導入に関する研究」と題し、従来の紙媒体、映像媒体、VRを用いた学習が、それぞれどのように学習効果に影響を与えるかを検証しました。
本研究では、建築学系の学生約80人を対象に、紙媒体、映像媒体、VR媒体の3つの媒体を用いて学習効果を比較しました。福地さんは、昨年4月から研究テーマを決め、夏休みにはコンテンツの制作、11月には学生への試験実施、そして集計?分析と多岐にわたる作業を、指導教員である位田達哉准教授のサポートを受けながら、ほとんど一人で作業しました。
特に、約80人分の手書きアンケートのデータ入力作業は膨大な時間を要しましたが、福地さんは諦めることなく、地道な作業を一つ一つ丁寧に行い、研究を完成させました。
ICFMAの発表はSlack上でオンライン開催され、研究内容の独創性、発表の分かりやすさ、そして的確な質疑応答が評価され、今回の受賞となりました。
福地さんのコメント
今回の受賞は、4年間勉強してきた成果が報われたようで大変嬉しく思います。研究を通して、多様なコミュニケーション方法を駆使しました。今後は、この経験を活かして社会に貢献していきたいです。
位田達哉 准教授のコメント
福地さんは、目標達成のために地道な努力を惜しみませんでした。彼の研究に対する姿勢は、他の学生の模範となるものでした。今回の受賞は、福地さんの努力が実を結んだ結果であり、大変誇りに思います。福地さんの今後の活躍を期待しています。



