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在学生

同じ夢を持つ仲間と切磋琢磨しながら、常に子どもたちに思いを寄せる先生を目指し、学びを進めています。

文学部 教育学科 初等教育コース3年 米倉 幸

文学部に進学しようと思った理由を教えてください。

「小学校の先生になりたい!」という強い思いが幼いころからあり、その夢を叶えるために勉強できる場所を探していたところ国士舘大学を見つけました。音楽会、運動会といった小学校ならではの行事を大学生のうちに企画?運営できるという点、少人数教育で丁寧な指導のもとで学習できるという点に魅力を感じ、文学部の初等教育コースを受験しました。

将来の夢やビジョン、取得したい資格など、学部で成し遂げたいことを教えてください。また、そのために取り組んでいることがあれば教えてください。

将来の夢を叶えるために小学校教諭1種免許の取得に必要な科目を履修しています。初等にいる人は同じ科目を履修するので、「小学校の先生になりたい!」という同じ志を持つ仲間と一緒に学習をすることができます。私は千葉県で教員になりたいと考えているので、『ちばたまごプロジェクト』の研修で、週に一回小学校で学習のサポートをさせていただいています。また、私は小学生のころから社会科が好きで、特に中学校時代の社会科目の授業が心に残っているため、中学校教諭2種(社会科)免許を副免許で取ることができるように授業を取っています。

学年を重ねることで、どのような成果、成長を遂げ、ステップアップできていますか。

今まで漠然とした小学校の先生のイメージしかありませんでした。しかし、初等に入って、小学校の先生がどういったものなのか、将来どのような教員になりたいのかが、自分の中でイメージすることができてきました。入った当初は指導案の書き方も、そもそも指導案とは何なのかも全くわかりませんでしたが、今では少しずつですが書けるようになってきたと感じています。同じ夢をもつ心強い多くの仲間と一緒に助け合いながら学習を続けています。少人数で先生方の手厚い指導の下で学習ができるため、不安なことがあればすぐに相談することができます。この初等だからこそ、自分の将来の教員像がはっきりとしてきていると感じます。

研究室?ゼミではどのような活動を行っていますか。

卒研理科(卒理)では、小学校の理科授業について学んでいます。現在は、理科教育や小学校での教育に関する言葉について調べ、理解を深めるという学習を進めています。卒理では他のゼミではできないような、卒理ならではの経験ができると実感しています。小学校に行き授業研究を見学させてもらったり、夏休みには小学生に授業を行ったりと、将来につながる経験を多くさせていただいています。以前、「理科を専門としている先生は現場で重宝されるよ。」と教えていただいたことがあります。理科が苦手だから、という理由で卒理に入りましたが、少しでも理科に対する苦手意識をなくし、小学校の現場で生かしていけるよう、学習を続けています。

国士舘大学に進学して良かったという点を教えてください。

心強い仲間に出会えたというところです。初等では模擬授業や指導案などの課題が多くあり、正直、大変だと感じることが多くあります。しかし、ほぼ毎日会い、絆が強まった仲間と時に助け合い、アドバイスを交わしながら乗り越えることができます。初等に入って、同じ夢を持つ仲間がいるということはとても心強いことだと学びました。

国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。

国士舘の初等でしかできないことが多くあると3年間を通して感じています。「小学校の先生になりたい!」という夢を持つ人が初等に入れば、その夢はどんどん具体的になって、膨らんでいくと思います。行事やゼミでつながる素敵な先輩方もいます。横だけではなく縦のつながりもより深められるのが初等の良いところ!たくさんのあったかい先生と私たち在校生が初等で待っています。



掲載情報は、2023年のものです。