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在学生

日本の伝統文化を理解し、中国語を身に付け海外研修で異文化交流を図りながら、将来は日本と海外の架け橋となって活躍したい。

21世紀アジア学部 21世紀アジア学科 2年 深谷 心泉

21世紀アジア学部に進学しようと思った理由を教えてください。

私は、高校生の頃から中国語を勉強していて、さらに学びを深めたいと思い21世紀アジア学部に進学しました。21世紀アジア学部と他の学部との大きな違いは、アウトオブキャンパスということです。その一つとして海外研修が必修科目となっています。実際に自分が学んでいる言語圏に行くことで文化に触れ、授業だけでは理解しがたい文化などの理解が深まります。
また、多言語を学ぶためには自国の文化を知っている必要があるため、茶道や日本舞踊などの日本の伝統文化を学ぶことができます。このように語学学習をするための環境が充実しているところから、21世紀アジア学部への進学を決めました。

将来の夢やビジョン、取得したい資格など、学部で成し遂げたいことを教えてください。また、そのために取り組んでいることがあれば教えてください。

言語を使い日本と海外の懸け橋となることです。私は現在、観光地でアルバイトをしています。その中で外国人観光客の多さに日々驚いています。観光客はあまり日本語が話せない人が多く、日本の良さや魅力を分かりきっていないで帰国してしまう人が多いように感じます。私の語学力を生かし日本の良さをもっと知ってもらいたいと考え、このビジョンを掲げています。
私は今、日本語教員養成課程を履修しています。日本語教員養成課程の授業では、音声学から社会言語学、やさしい日本語など日本語について深く幅広く学んでいます。日本母語話者として日本語を学んでみて改めて日本語の難しさに気づくことができました。また、日本語を学んでいく上で、今まで使っていた言葉が文法上間違っていたり、意味が違ったりと丁寧で正しい日本語が使えるようになりました。

学年を重ねることで、どのような成果、成長を遂げ、ステップアップできていますか。

私が成長したと感じることは中国語の語学力です。1、2年生の頃には週に3回授業があることはもちろんですが、2年次から自分の語学力に合わせクラスがレベル分けされることでより深い学びを得ることができます。また、自分の努力次第で上のクラスへあがれるチャンスがあるため、それを目標に頑張ろうと思えたり、クラスには同じぐらいの学力の人が集まるので負けないように頑張ろうと思うことができます。

研究室?ゼミではどのような活動を行っていますか。

私は日本語教員養成課程を履修する中で、授業内で先生がおっしゃっていた「言語を習得するにはその言語の背景知識を理解しなければならない」という言葉が印象に残っています。それぞれの国にはその国にとっての当たり前なことがあり、その当たり前なことが自分の国では当たり前でないこともあります。その違いと言語の両方を理解してこそ言語を習得したといえると思います。私は、言語習得のために言語を学ぶということだけで終わらせるのではなく、その国の文化への学びも深めています。

国士舘大学に進学して良かったという点を教えてください。

21世紀アジア学部では1、2年生の間に必修でアジアの文化、アジアの政治、アジアの社会、アジアの経済を学ぶことができます。その言語の背景知識を理解することは、言語学習に直接通じる部分があるためとても良いと感じました。

国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。

21世紀アジア学部では、英語以外にもアジア語の語学学習や、アジアの政治、経済、文化、社会などの幅広い分野についての専門的な学びを得ることができます。また、他国への学び以外にも華道や日本舞踊などの実技の授業もあり、日本についても改めて学ぶことができます。頑張ろうという強い意思があればいくらでも自分の可能性を広げることができる学部だと思います。皆さんも21世紀アジア学部に入学し、グローバル化が進む中で貴重な存在になりませんか。



掲載情報は、2023年のものです。